[旅×フィルムカメラ第2弾] MINOLTA(ミノルタ) CLE+M-ROKKOR 40mm F2で気軽にレンジファインダーを楽しむ!(作例あり)
こんにちは!
前回からスタートした新連載「旅×フィルムカメラ」
旅好きな私が、フィルムカメラやオールドレンズを相棒として携え、出会った素敵な景色をお見せしていきます〜!
第2回は、とってもコンパクトで軽量なレンジファインダー、「MINOLTA(ミノルタ) CLE」を携え、大自然や商店街をぶらりと旅をしながら作例を撮影してきました。
MINOLTA CLEの詳しいスペックについては、下記記事を参考にしてください。
↓
前回の第1話、NATURA CLASSICA(ナチュラクラシカ)の紹介と作例はこちらです↓
[旅×フィルムカメラ第1弾] 富士フイルム NATURA CLASSICA(ナチュラクラシカ)は軽くて高性能なフィルムカメラ
目次
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価格と性能のバランスが取れた名機です!
どこでも持ち歩ける相棒です。
MINOLTA(ミノルタ) CLE + M-ROKKOR 40mm F2の作例
では早速、MINOLTA(ミノルタ) CLEで撮影した作例あげていきますっ。
今回の使用レンズは、M-ROKKOR 40mm F2。
フィルムは「Kodak GOLD200」を使って撮影しました。
価格が手ごろな定番フィルムですね。
道志みち〜山中湖(作例)
東京をスタート、ちょこちょこ停まりたいので高速は使わず、山中湖を経由するルート(道志みち経由)にて行きました。
静岡は富士市にて仕事を終えたあと、富士市吉原の街並みぶらりを経て、最後は富士宮の白糸の滝を拝んできました。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F5.6)
前回の記事の作例では海の写真をアップしましたが、ほんとは海より山派、山の自然が大好きなので、あえて山深い道を通ることはしょっちゅう。
光差す葉っぱの部分が結構白飛びしてしまって、ピントも甘いですが、周辺の露光量が落ちたので光差す部分が強調されて幻想的に・・・!
↓結構な標高高いところから、川がちらっと見えたところ。見えた!って思わず嬉しくなった瞬間。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F5.6)
真夏の太陽が順光で直に当たってる葉っぱはのっぺりと。これはKodak GOLD200の特徴かな?
全体的に茶色っぽくて、緑も黄緑っぽくなりますね。
↓山道を抜け、山中湖へ。小さい頃から合宿で毎年のように訪れていた思い出の場所。そんな、自身のノスタルジーを表現するにはMINOLTA(ミノルタ) CLEはもってこいの機種でした。
これ感光したかな? 確か1回間違えてまた開けてしまったときがあったのでそれかも・・・。
でもすごいフィルムらしさが出た船着場の写真。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F11)
この作例はたぶんこの辺りで撮影しました。
↓波のゆらぎと、若干の砂浜とのグラデーションが、とてもいい感じに。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F11)
MINOLTA(ミノルタ) CLEで撮影した白糸の滝
さてはて、順番前後しますが富士市での仕事を終えたあとに向かった、白糸の滝。
富士山世界遺産(正式名所は「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」)の構成資産にも登録されている、天下の名瀑。
この周辺には何度も来ているのに、実は初めて来ました。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F8)
お天気も曇っていたので明るさも結構ギリ、ここはできるだけ絞って描写したかったので、ぎりぎりラインを。
スローシャッターとまではいかないけど、水の流れが止まっているような、滑らかな絵になりました。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F8)
(MINOLTA CLE/絞り優先/F4)
数百もの滝が流れ落ち、迫力はもちろんのことですが、その名の通り、シルクを纏ったような女性的な美しさがあり、思わず息を飲みました。
写真で撮ったというより絵に描いたような、良い意味で写真っぽくない写りになりました。
かつては信仰の対象とされた地であり、そのただならぬ雰囲気をMINOLTA CLEによって出すことができたな〜と。
上から見た深い青色をした滝壺も素晴らしい。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F2)
(MINOLTA CLE/絞り優先/F2)
↓焦点距離40mmってちょっと中途半端だなぁと感じてたのですが、広く見せたい風景を、余計な部分は省いて撮影したい時には意外に便利かも。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F8)
(MINOLTA CLE/絞り優先/F2)
↑前ボケが少しぐるぐるボケみたいになってて、不思議な感じ。ピントを合わせた奥の滝もしっかり細かな描写がされています。
↓赤いコーディネートが素敵なご家族。レンジファインダーって、遠くの小さい被写体にピントを合わせるのは結構大変!
(MINOLTA CLE/絞り優先/F2.8)
旅の締めに、牧場の一角にあるミルクバー&ジェラートショップで、美味しくないわけがない新鮮牛乳ソフトを。
御殿場アウトレットやサービスエリアにも店舗を構えているのでご存知の方も多いかもしれません、「いでぼく」というお店の直営店舗です。
ここは、牛さんを目の前にしながら食べれるちょっと面白いスポットです。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F2)
場所はこちら↓
↓暗かったので、シャッタースピードをかなり落としたため、ピントがボケボケに!!笑
こういう失敗作が、やっぱめちゃくちゃ面白いんですよね、壮絶ブレる牛ちゃんの絵面。笑
(MINOLTA CLE/絞り優先/F2)
「商店街」をMINOLTA(ミノルタ) CLEで撮るという勧め。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F2.8)
撮影する被写体が思いつかない!
そんなときは、商店街へ出向いてみてはいかがでしょうか?
こういう散歩ぶらり旅にも、MINOLTA(ミノルタ) CLEは軽量コンパクトでとても優秀、持ってて嬉しくなるカメラでした!
こちら富士市「吉原」の街。ぷらぷら歩いてみました〜
商店街や宿場町など、長い時間をかけて繁栄してきた場所ほど、味のある雰囲気が出て、フィルムカメラとの相性は抜群だと、私は感じてます。
私の生まれ育った街はニュータウンだったので、いわゆる昔ながらの商店街に馴染みがなかったので、その土地らしさが残る商店街が大好きです。
富士市吉原での作例
(MINOLTA CLE/絞り優先/F8)↑「望月さん」・「鈴木さん」、静岡にはたくさんいらっしゃるんですよねっ。
ただ、地方でも駅近の便利な商業施設や、大型ショッピンッグセンターができると、少し便の悪い商店街はどんどん人気が引いているのも事実。
若い人は都心へ、高齢化が進み、止む無くのれんをおろす店舗も増え、シャッター街と言われる商店街が日本全国数多くあるのも認めざるを得ない現実です。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F8)
Kodak GOLD200の暖色系でぱきっとしすぎない感じが、この優しい街を撮るのに活きた気がします。
ぽこぽこと空きスペースになっている部分に、勝手に思いを馳せたり。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F8)
私はそれでも、そこに根付いていたであろう人情や風情は、訪れた人の心をなぜか温めてくれると思っていて。
そんな商店街を、かつての名玉たちを通して写すことには、とても意味があると感じています。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F5.6)
商店街は、昔から街の活気を象徴する場所だったんじゃないかと思ってます。
写真を撮ることをきっかけに、人知れず魅力を維持し続けている商店街に、少しでも活気が戻ればいいなぁとも思っています。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F2.8+1補正)
↓必ずと言っていいほど、商店街にあるカメラ屋さん。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F2.8)
↓見てるだけでわくわくする果物屋さん。
細かく見ると、店の前を生花で彩っていたり、白ベースにカラフルな色味を沢山散りばめている素敵なお店。長く愛されてきたんだろうな〜。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F8)
↓おしゃれな看板。シャッターに描かれたネズミのイラスト、「一匹だけ違うのがあるよ」と書いてありました。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F2.8)
↓看板と、小さい電球の列がかわいらしい〜!
(MINOLTA CLE/絞り優先/F2)
お店があったのかな?それとも駐車場?たまにあるこうした吹き抜けは、やけに気になります。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F2)
↓こういう2階窓の格子、今じゃほとんど作らないようなデザインだったりで、そそられます。お茶どころ静岡、お茶屋さんも沢山あったんだろうなぁ。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F5.6)
↓まだまだ現役、サイクルショップ。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F5.6)
↓先ほどのサイクルショップの対角線上にあるお店。ミュージックバーかなぁ〜とてもおしゃれ。
(MINOLTA CLE/絞り優先/F5.6)
岳南電車を撮影
↑岳南電車の「吉原本町駅」。
風情のある駅舎で、フィルムカメラとの相性ばっちりですね。
岳南電車は、全長9.2Kmの10駅で構成される、のどかな鉄道。全駅から富士山が眺められる富士の貴重なローカル列車です。写真好き、鉄道好きの方はぜひ訪れてほしいです!
(MINOLTA CLE/絞り優先/F5.6)
ホームをのぞいてたら、ちょうど列車が到着!
(MINOLTA CLE/絞り優先/F2.8)
(MINOLTA CLE/絞り優先/F2.8)
普段、地方へ行くと車移動が多くなるのですが、フィルムカメラを手に持つようになり、ちょっとした場所で立ち止まり、のんびり歩くことが増えました。フィルムカメラのおかげで、旅がさらに楽しくなってきていることを強く実感しています!
MINOLTA(ミノルタ) CLEについて
最後になりましたが、今回お供してくれたフィルムカメラを紹介。
1981年に登場したレンジファインダーカメラ、MINOLTA(ミノルタ) CLEさんです。
MINOLTA(ミノルタ)CLEの特徴
MINOLTA(ミノルタ)CLEは、レンズ交換式の「レンジファインダーカメラ」という種類のフィルムカメラです。
大きな特徴は、
・ライカレンズが使える点
・絞りオート機能付き
ということです。
今回の旅での作例は、がっつり全て絞り優先で撮りきりました。
絞り優先で使えるレンジファインダーカメラ
目盛を一回「A(絞り優先モード)」にすると、目盛が固定されて動かなくなります。
マニュアルモードに変えたいときは、右上の小さい銀色ボタンを押しながら動かします。
フィルムカメラって、巻き戻しロックの解除ボタンとか、こういう小さいボタンの役割大きいですよね!なんかキュンっとします笑
マニュアル露出では露出計が使えないですが……
唯一のデメリットとしては、マニュアルモードにすると露出計が使えないという点かなと思ったのですが・・・
でも、今はスマホアプリで露出を合わせたりもできちゃう便利な時代!
次はこういった露出計がないカメラでも、以下のような方法もあるので、色々と工夫して撮影してみたいなと思いました。
ライカとミノルタ共同開発の流れにあるフィルムカメラ
ライカとMINOLTA(ミノルタ)が共同開発した「Leitz Minolta CL」の流れを汲んで、次に開発されたMINOLTA(ミノルタ) CLE。
Leitz Minolta CLは低価格のLeica(ライカ)を狙ったカメラでした。
本来、MINOLTA(ミノルタ) CLEも、Leitz Minolta CLと同様、ライカとの共同開発に始まったのですが、諸事情からミノルタ単独での発売となった悲運のカメラとのこと。
人気M型ライカとも、他のレンジファインダーとも異なる、四角い端正なボディが特徴的。
ごちゃごちゃしてなくって、黒ベースに赤のアクセントが非常にイケてます。
詳しいスペックはこちらの記事もご参照あれ。
今回の使用レンズ M-ROKKOR 40mm F2
今回、作例の撮影に使用したレンズは、MINOLTA(ミノルタ) CLEの標準レンズ「M-ROKKOR 40mm F2」です。
小さくてめちゃ軽い。
全体的に見た目がクールなのですが、レンズの目盛が可愛らしくて、そこもツボ。
余談ですが、なんの知識も無い状態の時から、私何故かすごくミノルタに惹かれているんです。理由はこんな感じ。
- コニカミノルタの会社が近所にあるから
- 初めて手にした父のカメラが「ミノルタ」だったから
- 今はなきブランドに思いを馳せたから
- 緑が好きだから(「緑のロッコール」という言われがあるそうで)
今回は、そんな愛するミノルタのカメラを手に旅することができて、とっても良い思い出です!
あとやっぱり、カメラって見た目重要ですね。笑
旅をしていると、カメラはファッションの一部にもなるので、使い勝手の良さだけでなく見た目にもこだわりたい!
MINOLTA(ミノルタ) CLEはそんな贅沢を許してくれる最高の相棒でした。
2023年最新!おすすめミラーレス一眼カメラベスト3!!
オールドレンズを楽しむのにも最適!写真にも動画にもおすすめのフルサイズミラーレス一眼カメラを選ぶならこのカメラ!!
写真・動画どちらもハイクオリティ、迷ったらこの一台!
価格と性能のバランスが取れた名機です!
どこでも持ち歩ける相棒です。
MINOLTA(ミノルタ)CLE さらに詳しい解説
ここからは中古フィルムカメラとオールドレンズのサンライズカメラ スタッフが、作例の撮影に使用したフィルムカメラとオールドレンズについて簡単に解説します。
MINOLTA(ミノルタ)CLE
形式 | 電子式レンジファインダーカメラ |
シャッター速度 | B、1秒〜1/1000秒 電子式 横走り布幕フォーカルプレーンシャッター |
露出計 | 内蔵(マニュアル時には動作せず) SPD(シリコンフォトダイオード)によるTTLダイレクト測光 |
AE | 絞り優先AE |
ファインダー倍率 | 0.58倍 |
ファインダー枠 | 28mm・40mm・90mm |
レンズマウント | ライカMマウント |
巻き上げ | レバー式、1ストローク |
巻き戻し | クランク式 |
電池 | SR44酸化銀電池x2 |
製造年 | 1981年〜 |
参考文献:中村信一 『新M型ライカのすべて』(1996年 朝日ソノラマ) p.103-108
MINOLTA(ミノルタ)CLEは、日本のミノルタが発売した、レンズ交換式のレンジファインダーカメラ(連動距離計カメラ)。
発売は1981年。
いくたさんの解説にもあったように、じつはドイツの「ライカ」とミノルタの提携の流れをくんだフィルムカメラです。
というのが、このカメラより前、1973年にライカ(ライツ)とミノルタの協業により、ライカCL(ライツミノルタCL)というレンジファインダーカメラが発売されました。
当時すでに、日本製の価格が安いカメラが世界的に市場を席巻していました。
そこでライカはミノルタとの提携によって購入しやすい価格のカメラを市場へ投入しようと試みたのです。
作例に使用したMINOLTA CLEは、もともとは、このライカCLの後継機として開発がはじまったといわれています。
ですが諸事情によりライカというブランドでは発売されず、ミノルタ単独の商品となったのでした。
本物の「Mマウント」のレンジファインダーカメラ
ライカとの協業のなごりが、交換レンズのマウントです。
このMINOLTA CLEのレンズマウントはMマウントを名乗っています。
そう、ライカMマウントそのものです。
じつは、ライカやミノルタ以外のライカMマウント互換のカメラ・レンズは、厳密にはMマウントという名前ではありません。
たとえば、日本のコシナがVoigtlander(フォクトレンダー)ブランドで販売するMマウント互換の製品は、Mマウントではなく「VMマウント」を名乗っています。
その点、このMINOLTA CLEのマウントは純正のMマウント。
こういった点にも歴史的経緯が感じられますね。
貴重なレンジファインダーカメラとして重宝された
1990年代の後半、安原一式やコシナ・VoigtlanderのBESSAシリーズ、Konica Hexar RFといった機種が登場するまで、レンズ交換式のレンジファインダーカメラを使いたくても、モダンなつくりの機種がないという時代がありました。
新品が欲しければライカM6など高価格のM型ライカを買うか、中古のレンジファインダーカメラを買うしかない。
そんな時代、このMINOLTA CLEは、絞り優先AEが使えて、しかもライカMマウントのレンズが使えるという貴重な実用機として重宝されたといいます。
いくたさんも触れているようにマニュアル露出時は露出計が作動しないという難点はあるものの、絞り優先AEはやはり便利。
現在に至るまで中古価格も一定以上の価格帯を保っている印象です。
電子制御のフィルムカメラのため故障の可能性はありますが、内部機構は当時のミノルタ製フィルム一眼レフカメラの影響を受けたもので、比較的信頼がおける印象。
整備された保証付きの中古なら、レンジファインダーカメラを楽しむ選択肢として十分におすすめできるかと思います。
MINOLTA CLE 詳しくはこちら
M-ROKKOR 40mm F2
マウント | Mマウント |
構成 | 4群6枚 |
フィルター径 | 40.5mm |
メーカー | ミノルタ |
参考文献:ケンコー・トキナー公式WebサイトよりMINOLTA CLE取扱説明書pdf p.57
今回、作例の撮影に使用したレンズ、M-ROKKOR 40mm F2(Mロッコール)はMINOLTA CLE用の標準レンズ。
一般に標準レンズとされる50mmよりも広角寄りですが、この値はライカCL(ライツミノルタCL)のものを受け継いでいます。
ライカCLにはSummicron C 40mm F2が設定され、日本国内用のライツミノルタCLとともに販売されたM-ROKKOR QF 40mm F2/M-ROKKO 40mm F2は同様の設計といわれています。
MINOLTA CLE用M-ROKKOR 40mm F2は多少構成が異なるようで、レンズ全体の重量も軽くなっています。
40mmという焦点距離もあってレンジファインダーカメラ用のオールドレンズとしては使いやすいですが、中古で購入する場合、クモリが生じていないかだけはチェックするとよいでしょう。
中古購入する際は、価格が安すぎるものよりも保証付き・整備済みのものを選ぶのがおすすめです。
描写については、いくたさんの作例からもわかるようにとてもそつがなく、写りはとてもよいといえるのではないでしょうか。
1980年代初頭のレンズということで、オールドレンズながらとても安定感を感じます。
カメラとレンズの基礎的な性能が高いからこそ、今回の作例では「フィルムらしさ」を存分に引き出すことができましたね!
MINOLTA(ミノルタ)CLEで40mmを使うならVoigtlanderも
ところで、MINOLTA CLEのファインダーに表示されるブライトフレームは、28mm-40mm-90mm。
となると、標準レンズには40mmを合わせたくなるわけですが、もしかすると、中古のM-ROKKOR 40mm F2とすぐに出会えない場合もあるかもしれません。
そんなときにおすすめなのが、Voigtlander(フォクトレンダー)ブランドのレンズ。
とくにNOKTON Classic 40mm F1.4、そしてこの部分を加筆している2022年3月に発売されたばかりのHELIAR 40mm F2.8は、Mマウント(VMマウント)のためMINOLTA CLEにぴったり。
(VMマウントのHELIAR 40mm F2.8にはヘリコイドをもたないミラーレス一眼カメラ専用品もあるため注意しましょう)
NOKTON Classic 40mm F1.4は製造期間が長いため中古で購入することも可能、中古価格も比較的こなれています。
もちろんその他の中古レンズも使用可能。
MINOLTA CLEで多彩なオールドレンズを楽しんでみませんか?
これからも旅×フィルムカメラの醍醐味、ご期待ください!
次回以降も、皆様の代わりに色々な景色、そしてフィルムカメラが演出する旅の醍醐味を、ばしばし伝えていけたらいいなぁと思ってます^^
お楽しみに〜!
旅×フィルムカメラ 次の記事はこちら
次回の旅×フィルムカメラでは、フィルムカメラと一緒に北海道を旅します!
次回もMINOLTA CLEで作例を撮影しました。
ミラーレス一眼カメラ+オールドレンズの作例もありますよ。
ぜひご覧ください!
2023年最新!おすすめミラーレス一眼カメラベスト3!!
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