国産二眼レフの最高峰!Minolta AUTOCORD(ミノルタオートコード)とはどんなカメラ?
中古のフィルムカメラのなかでも、とくに独特の外観からファンが多い二眼レフカメラ。
二眼レフカメラにはいくつかの人気機種がありますが、日本製のカメラから選ぶなら、ミノルタオートコード(Minolta Autocord)が断然おすすめです!
ミノルタオートコードの魅力。
それは、日本製の二眼レフカメラの中で間違いなく最高峰のレンズを搭載していること。
味わい深さだけでなく、解像力や収差の補正など実用的なスペックも非常にハイレベルなため、「単にレトロなだけではない」実力派の写真が撮れますよ。
また、操作性がとてもよく練り込まれていて、非常に使いやすいのも大きな特徴。
二眼レフカメラの元祖にして完成形のローライフレックスに対抗できる中古カメラがあるとすれば、このミノルタオートコード以外にないとさえいえるのではないでしょうか。
もちろん、二眼レフカメラなので、縦長のレトロなかわいい外観は他と同じ。
見た目が魅力的なうえに中身まで本格派の、おすすめ二眼レフ。
それがミノルタオートコードなのです。
今回は、中古フィルムカメラ専門店、サンライズカメラのスタッフが、ミノルタオートコード(Minolta Autocord)について解説します!
目次
ミノルタオートコード(Minolta Autocord)
日本製二眼レフカメラの最高峰として名高い、ミノルタ オートコード(Minolta Autocord)。
その魅力とはどんなところにあるのでしょうか?
ミノルタオートコードとは
ミノルタオートコード(Minolta Autocord)は、日本のカメラメーカー、ミノルタが1950〜1960年代にかけて製造した二眼レフカメラ。
日本製の二眼レフカメラとしては最高峰に位置する、プロも愛用した最上級機種です。
しかしながら、そんな最高峰の二眼レフカメラでありながら、いまなら中古で、他メーカーの二眼レフカメラとさほど変わらない金額で入手可能。
これから初めて二眼レフカメラを使ってみたい!という方に、ぜひおすすめしたい機種ナンバーワンだといえるでしょう!
ミノルタオートコードの魅力
では、ミノルタオートコードの魅力は具体的にはどんなところにあるのでしょうか?
「写りがよい」
カメラにもっとも求められることとはなんでしょうか?
そう、写りのよい写真が撮れることですよね。
その点、ミノルタオートコードに搭載される「ロッコール」(Rokkor)レンズは、日本製レンズの中でも、数値上の性能も、数字に表れないレンズの味も、どちらもトップクラスであることで知られている存在。
ロッコールレンズは、ニッコールのように解像力が高くてキレキレというよりも、人物撮影・ポートレートにも向いている、解像しているのに肌をきめ細やかに写してくれるような特性を持ったレンズ。
二眼レフカメラが装備するウエストレベルファインダー(上から覗き込むファインダー)は、被写体の人物に威圧感を与えないのでポートレート撮影に向いていることで知られています。
自然な表情を切り取ることができるのです。
ミノルタオートコードなら、ポートレート向きのレンズと二眼レフという構造のおかげで、きっと印象的な美しいポートレートを生み出せること間違いなし。
もちろん、実力派レンズなので風景やスナップもばっちりです。
良好な操作性
ミノルタオートコードの構造の特徴については後述しますが、一言で述べれば、とても使いやすい構造です。
二眼レフカメラでも古い形式のものでは、巻き上げただけではシャッターが切れなかったり、気をつけないと二重写ししてしまうようなものもありますが、上級機かつ、二眼レフカメラとしては比較的新しいミノルタオートコードには、そんな心配はありません。
そして、ボディ側面のクランクでの巻き上げ、正面下部の左右に動くシーソーレバーでのピント合わせなど、他の二眼レフに比べ直感的な撮影ができますよ!
仕上げがよい
おそらく、ミノルタオートコードは日本製の二眼レフカメラの中で仕上げが最良なものでしょう。
同等の仕上げというだけなら、1950年代には他にも上級機種が存在していますが、ミノルタオートコードは1960年代に入っても製造されていたカメラ。
1960年代の品質基準と工作機械が用いられることで、1950年代に比べ、明らかに「かっちり」とした、安心感のある仕上げを感じられます。
実用の道具として二眼レフを手に入れる場合にも、ミノルタオートコードを選んでおけば間違いありません。
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ミノルタオートコードの特徴
では機構上、いったいどんな特徴があるのでしょうか?
ミノルタオートコードが誕生するまで
いまはカメラ製造から撤退してしまったミノルタ(2003年、コニカと合併し現在はコニカミノルタ)。
実は、戦前に起源を持つ、日本のカメラメーカーとしては比較的長い歴史を持つ存在でした。
ミノルタが最初に二眼レフカメラを作ったのも戦前のこと。
1937年に発売した「初代ミノルタフレックス」は、諸説ありますが、日本製としては初の二眼レフカメラとされています。
それ以来、ミノルタは1960年代に至るまで、二眼レフカメラを改良、販売していくことになるのです。
ミノルタオートコードは、そんなミノルタ製二眼レフカメラの完成形。
二眼レフカメラにはいくつかの重要な構造上のポイントが存在しています。
セルフコッキングやクランク巻き上げ。
そういった、カメラの構造を複雑にする機構は二眼レフでは省略されるものもあるのですが、当時の二眼レフカメラとしては上級機種に位置するミノルタオートコードは、そういった構造をすべて採用。
さらにミノルタ独自の改良も施し、ローライフレックスに迫り、部分的にはローライにもない強みを持った二眼レフカメラに仕上がっているのです。
では具体的に、ミノルタオートコードの構造的な特徴を見ていきましょう。
シーソーレバー式ピント合わせ
二眼レフカメラにおいて、ほとんどの機種ではボディ側面のノブでピントを合わせます。
(ローライもそうです)
ですがこのミノルタオートコードは、類例の少ない直感的な操作を採用しています。
それがレンズ下部についたレバーによる方式。
レバーは左右にシーソー、または振り子のように動き、それに応じてレンズが前後に繰り出されます。
この方式のメリットは、下から手でカメラをホールディングしたままピントが合わせられるということ。
ボディ側面のノブ式だと、どうしても、巻き上げやレリーズといった操作の際に持ち替えが必要になります。
その点、ミノルタオートコードなら、巻き上げたらあとは撮影だけに集中することができるのです。
なお、実はこの点は後述するフレクサレットに由来する特徴でもあります。
クランク巻き上げ
ミノルタオートコードは、ボディ側面のクランクで巻き上げを行います。
クランク巻き上げというとローライフレックスを連想させますが、ミノルタオートコードの巻き上げクランクは、ローライフレックスやローライコピーのヤシカマットとはまったく別の系統で発達したもの。
実はこちらも、後述するフレクサレットに起源を持つ部分なのです。
形状や操作は微妙に異なっても、クランク巻き上げはノブ巻き上げよりも迅速な撮影が可能。
シャッターチャンスを逃しません!
セミオートマット
120フィルムを使う二眼レフカメラのフィルム巻き上げは、以下の3種類に大別できます。
・赤窓式
・セミオートマット(スタートマーク式)
・オートマット
一切の特殊な操作が必要のない「オートマット方式」は、二眼レフカメラではローライ、富士フイルム、マミヤなどごくわずかしか採用していません。
この点だけはローライに譲る部分となりますが、ミノルタオートコードは、120フィルムの「スタートマーク」を印に合わせるだけの半自動方式「セミオートマット」を採用。
中判カメラとしては標準的な機能なので、違和感なく、スムースに使うことができますよ。
セルフコッキング
セルフコッキングとは、巻き上げると自動で、シャッターを切ることができる状態になる機構。
実は古い時代のカメラは、フィルムの巻き上げとシャッターのチャージが連動していないものが多く、二眼レフも同様です。
二眼レフカメラにおいては、セルフコッキングは比較的上級機種にだけ搭載された機構。
国産最高峰の二眼レフ、ミノルタオートコードは当然セルフコッキングです。
「上から下へ」フィルムを送る
一般的に、他の二眼レフカメラでは、フィルムはボディ下部から上に向かって送られます。
それに対して、ミノルタオートコードは、フィルムをボディ上部に装填。
下に向かって巻いていく構造となっています。
↑左の二台はヤシカの二眼レフ。一番右がミノルタオートコード。ミノルタオートコードのみ、フィルムの装填位置が上下逆で、それに伴い裏蓋の開閉方向も反対となる。
この目的は、「フィルムの平面性を向上させる」ため。
ボディ下部にフィルムを収納すると、どうしても、フィルムを上に送るときに直角に曲がる構造になってしまいます。
すると最悪の場合フィルムに曲がり癖がついてしまい、フィルムが平面ではなくなって、ピント精度が悪化してしまうのです。
一方、上から下に送った場合は、フィルムが曲がるのは撮影が終わったあとなので問題がありません。
これは、ミノルタオートコードの発売当時、フィルムがまだまだ高価で、撮影途中のフィルムを長期間入れっぱなしにする可能性があったからこそ取り入れられた機構でもあります。
これから中古フィルムカメラに入門する方にとっても、必ずしもフィルムを一日で撮りきるとは限らないので、より安心な構造であるといえるでしょう。
ミノルタオートコードの源流となったカメラ
そんなミノルタオートコードには、設計の源流となったカメラが、はるか遠い東欧に存在していました。
それが「フレクサレット」。
当時のチェコ・スロバキアで製造された二眼レフカメラです。
戦前から二眼レフカメラを製造していたミノルタは、もともと、ローライコードを原形としたカメラを製造していました。
ところが1953年になり、ローライコードコピーから脱却する改良を試みます。
そのときに参考としたのが、チェコ・スロバキアのフレクサレットIII型。
フレクサレットIII型(筆者が以前所有していた私物)
フレクサレットには、レンズの下のレバーを左右に動かすピント調節、ボディ側面のレバーによる巻き上げといった独自の特徴がありましたが、1953年発売の「ミノルタコード」は、そのような特徴をそのままコピーしたものだったのでした。
「ミノルタコード」はセルフコッキングではありませんでしたが、1954年にセルフコッキングの「ミノルタコード オートマット」に改良。
翌1955年には、次項から紹介する、ミノルタオートコードシリーズとして結実します。
ちなみに、ミノルタが参考にしたフレクサレットIII型は、レバー巻き上げをはじめ、フレクサレットシリーズの中では少数派の機構を持ったカメラ。
のちにフレクサレットは、ミノルタオートコードとは全く異なる二眼レフカメラとして進歩していくこととなります。
フレクサレットも中古でとても人気が高いカメラで、ルックスがとてもよいのでおすすめの機種のひとつ。
詳しくは以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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ミノルタオートコード 各機種解説
さて、それではこれからミノルタオートコードを中古で購入するなら、いったいどんなところに気をつけたらよいのでしょうか?
ミノルタオートコードは足掛け10年にわたって改良
ミノルタオートコードの登場は1955年のこと。
それから各部の改良を重ねつつ、1966年の最終型に至るまで、約10年にわたり改良が重ねられます。
大きく、ボディ正面上部の銘板により前期・後期に大別可能。
前期は、楕円形の囲みの中に「minolta」「AUTOCORD」の双方が収まっています。
いっぽう後期は、楕円形の上部が切れていて、その部分に「minolta」の文字が。
その分AUTOCORDの文字が大きくなっています。
またそれとは別に、露出計を内蔵した機種もあります。
では以下に、簡単に各機種を見ていきましょう。
1.初代オートコード(1955年)
シャッター | シチズンMXV B、1秒〜1/400秒 |
テイクレンズ | ロッコール75mm F3.5(旧) |
銘板 | 旧 |
メーカー表記 | 千代田光学 |
露出計 | なし |
使用フィルム | 120フィルム |
1955年、最初に登場した初代ミノルタオートコード(Minolta Autocord)。
特徴としては、シャッター最高速が1/400秒であることが挙げられます。
それ以外は至って基本的な特徴を持ったモデルです。
2.オートコードL(1955年)
オートコードL?(中央) 新銘板
シャッター | Seikosha Rapid B、1秒〜1/500秒 |
テイクレンズ | ロッコール75mm F3.5(旧) |
銘板 | 旧 |
メーカー表記 | 千代田光学 |
露出計 | セレン外光式 |
使用フィルム | 120フィルム |
ボディ上部のカメラ名銘板の中にセレン受光素子による外光式露出計を内蔵。
ボディ左側面に露出計の指針表示部が追加されています。
中央のカメラ
3.オートコードRA(1957年)
シャッター | シチズンMXV B、1秒〜1/400秒 |
テイクレンズ | ロッコール75mm F3.5(旧) |
銘板 | 旧 |
メーカー表記 | 千代田光学 |
露出計 | なし |
使用フィルム | 120フィルム |
初代オートコードに、6×4.5のセミ判と、4×4のベスト判用のマスクの装着を可能とし、両者の撮影に対応したモデルです。
4.オートコードLMX(1958年)
シャッター | Seikosha MX B、1秒〜1/500秒 |
テイクレンズ | ロッコール75mm F3.5(旧) |
銘板 | 旧 |
メーカー表記 | 千代田光学 |
露出計 | セレン外光式 |
使用フィルム | 120フィルム |
オートコードLのシャッターが、精工舎MXに変更されたモデルです。
5.オートコードRG(1961年)
シャッター | シチズンMVL B、1秒〜1/500秒 |
テイクレンズ | ロッコール75mm F3.5(旧) |
銘板 | 旧 |
メーカー表記 | 千代田光学/ミノルタカメラ 双方存在 |
露出計 | なし |
使用フィルム | 120フィルム |
過渡期に当たるモデル。
千代田光学がミノルタカメラに社名変更する期間に製造されたためブランドは双方が存在するほか、構造上も、銘板が新しいものに変わった次モデルとほぼ同様とされています。
6.オートコード I型(1962年)
シャッター | シチズンMVL B、1秒〜1/500秒 |
テイクレンズ | ロッコール75mm F3.5(旧) |
銘板 | 新 |
メーカー表記 | ミノルタカメラ |
露出計 | なし |
使用フィルム | 120フィルム |
このモデルからボディ正面の銘板の「minolta」が小さくなり、AUTOCORDの囲みの上部に切れ目が入るようになりました。
一般にこれ以降の機種を後期型、それより前が前期型と呼称されています。
モデルチェンジもあり型番は仕切り直しで、このモデルがI型となります。
7.オートコード II型(1965年)
シャッター | シチズンMVL B、1秒〜1/500秒 |
テイクレンズ | ロッコール75mm F3.5(旧) |
銘板 | 新 |
メーカー表記 | ミノルタカメラ |
露出計 | なし |
使用フィルム | 120フィルム・220フィルム |
オートコードI型を220フィルムに対応させた機種です。
後述するIII型とは、同じ220フィルム対応機種ながらフィルムのカウント方法が異なり、こちらは12枚撮影後にカウンターを1にリセットし、改めて13枚目以降を1〜12までカウントする構造になっています。
8.オートコードCdS(CdS I型、1965年)
シャッター | シチズンMVL B、1秒〜1/500秒 |
テイクレンズ | ロッコール75mm F3.5(ニューロッコール) |
銘板 | – |
メーカー表記 | ミノルタカメラ |
露出計 | CdS外光式 |
使用フィルム | 120フィルム |
ボディ上部、銘板があった位置にCdS受光素子による外光式露出計が装備された機種。
見た目が大きく変わっただけでなく、レンズがリニューアルされたため、描写が向上。
搭載レンズは「ニューロッコール」と呼ばれ、日本製の二眼レフカメラ用レンズとして最高峰ともいえる存在です。
ニューロッコール(画像はオートコードIII型のもの)
露出計なしのモデルなら2万円台で中古が手に入るミノルタオートコードですが、このオートコードCdSは5万円以上で取引されることも。
日本製二眼レフながら、ローライ並の価値が認められたカメラです。
日本国内で最初に販売したモデルは120フィルム専用となります。
9.オートコードCdS II型(1966年)
シャッター | シチズンMVL B、1秒〜1/500秒 |
テイクレンズ | ロッコール75mm F3.5(ニューロッコール) |
銘板 | – |
メーカー表記 | ミノルタカメラ |
露出計 | CdS外光式 |
使用フィルム | 120フィルム・220フィルム |
オートコードCdSで220フィルムの使用を可能としたモデルです。
220フィルムに対応したI型と同様のカウンターを追加しています。
10.オートコードIII型(1966年)
シャッター | シチズンMVL B、1秒〜1/500秒 |
テイクレンズ | ロッコール75mm F3.5(ニューロッコール) |
銘板 | 新 |
メーカー表記 | ミノルタカメラ |
露出計 | なし |
使用フィルム | 120フィルム・220フィルム |
ミノルタオートコードのなかでも最人気の機種です。
オートコードI型のカウンターを改良。
120フィルムと220フィルムのカウンターを、手動で切り替える形となりました。
なんといっても魅力は、端正なデザインと高性能レンズ。
ニューロッコールを搭載しているのに露出計がないという貴重な存在です。
CdS型はデザインのアクが強すぎるため、二眼レフらしい二眼レフがほしい方にもおすすめ。
デザインにもすぐれた名機です。
11.オートコードCdS III型(1966年)
シャッター | シチズンMVL B、1秒〜1/500秒 |
テイクレンズ | ロッコール75mm F3.5(ニューロッコール) |
銘板 | – |
メーカー表記 | ミノルタカメラ |
露出計 | CdS外光式 |
使用フィルム | 120フィルム・220フィルム |
オートコードIIIと同様の120フィルム・220フィルム切り替え機構を搭載した、CdS露出計内蔵モデルです。
二眼レフの購入で迷ったら
当サイトでは二眼レフの人気機種を以下の記事で解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。
Minolta AUTOCORDで使える用品・フィルム
露出計のないフィルムカメラの使用にあたっては、アクセサリーシューに取り付けられる露出計を使用するのがおすすめです。 中国製の小型クリップオン露出計としては以下のものが。中判カメラで使う120フィルムは、以下のものがおすすめです。 ポジフィルム(リバーサルフィルム)で撮影するなら、富士フイルムのPROVIA 100Fが定番です。
日本製二眼レフを手に入れるならミノルタオートコードがイチオシ!
このように、ミノルタオートコードは日本製二眼レフカメラのなかでも、もっとも完成度が高い機種。
最終形態のIII型は1970年代に入っても新品が製造されたということからも、その実力のほどがうかがえます。
製造期間が足掛け10年以上と長いため、中古市場にも商品は豊富。
これから二眼レフカメラを初めて手にするという方も、すぐに状態のよい個体にめぐり会えるでしょう。
前期のモデルは中古価格もリーズナブルなため、出来不出来に差があったり、経年劣化しやすかったりする他社製品に比べ入門に最適。
これから二眼レフカメラに入門するなら、ミノルタオートコードはぜひおすすめの機種。
あなたもフィルムカメラで、正方形のましかく写真を楽しんでみませんか?
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