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レンズ内モーター

2019.04.06

オートフォーカス一眼レフカメラの方式のひとつ。

 

レンズを駆動するためのモーターをカメラボディではなく、レンズのなかに置く方式のこと。一般にボディ内モーターよりも迅速かつ高精度なピント合わせができる。

 

じつはレンズ内モーターは一眼レフカメラ用オートフォーカスとして最初に開発された方式で、ペンタックスME-FやニコンF3AF、キヤノンT-80といった試作要素の多い機種はレンズ内モーターでした。

 

しかし1985年に登場した、初の実用的AF一眼レフカメラ、ミノルタα-7000はボディ内モーターを採用したことから、ペンタックスやニコンはボディ内モーターに移行。

 

ところが、追ってキヤノンが1987年に発売したEOSシリーズがレンズ内モーターでそれ以上の高性能を実現したことがきっかけで、他社も最終的にはレンズ内モーターに回帰することとなったのでした。

 

→ボディ内モーター

→超音波モーター

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