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ハーフサイズカメラ OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3を持って下田の港町をぶらり。【旅×フィルムカメラ第6弾】

ハーフカメラOLYMPUS(オリンパス)PEN EE3

今回は、OLYMPUS PEN-EE3で撮影した作例をご紹介!

旅好きな私、いくたが、フィルムカメラやオールドレンズを相棒として携え、出会った素敵な景色をお見せしていく連載
旅×フィルムカメラシリーズもだいぶ増えてまいりました!(↓他の記事もよかったら覗いてみてください^^)

旅×フィルムカメラ 記事一覧はこちら

【前回の記事はこちら】

【Nikon F100作例】カメラ女子が長野県小谷村で雄大な自然と人のやさしさに魅せられたお話。【旅×フィルムカメラ第5弾】

さて、今回第6回は、静岡県南伊豆エリアにて、OLYMPUS(オリンパス)PEN EE-3をもって切り取ってまいりました!

OLYMPUS(オリンパス) PEN シリーズといえば、とにかくコンパクト!そして見た目がかわいい!

さらに・・・ハーフサイズなので2倍の枚数を撮れるので、沢山撮りたい旅カメラとしては非常に扱いやすい子です。

ぜひ、作例とともにみていってください^^

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OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3について

まずは、今回作例を撮影した中古フィルムカメラ、OLYMPUS PEN EE-3について紹介します。

可愛らしいフィルムカメラで女子にオススメ

ハーフカメラOLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3

OLYMPUS PEN EE-3はころっとしてて掌サイズで本当にコンパクトで可愛らしいフィルムカメラ。

今回は仕事で南伊豆にきていたので、海をバックにOLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3さんをぱしゃぱしゃ。

 

このカメラ持ってきたんだよ〜!とカメラ自体の写真を撮りたくなってしまうような、圧倒的なブランド力を感じます。

 

ハーフカメラOLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3

 

デジタルカメラの時代になり、今やミラーレス一眼に名前が受け継がれているOLYMPUS(オリンパス) PEN シリーズ。

機種について全く素人な私でも、「オリンパス ペン」という名前は聞いたことはありました。

OLYMPUS(オリンパス) PEN シリーズは、1960年代に「ハーフサイズカメラ」で一世を風靡したフィルムカメラです。

 

「ハーフサイズカメラ」とは、画面の面積が半分である代わりに、2倍の枚数を撮影することができるフィルムカメラのことです。

 

しかも、オリンパス ペンシリーズはハーフサイズカメラの「元祖」ともいうべき存在であり、本家本元だからこそ、ハーフサイズカメラのなかでも完成度抜群とのこと・・・!
中古フィルムカメラの中でもとくに人気のある機種のようです。

より詳しくはこちらの記事もご覧ください。

OLYMPUS PEN(オリンパス ペン)フィルムカメラ徹底解説 ハーフサイズカメラの代表格の特徴とは?

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE3の特徴

 

ハーフカメラOLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3

OLYMPUS PENシリーズのなかでも、PEN EE−3は「PEN EEシリーズ」という種類です。

PEN EEシリーズは、今までマニュアル操作のみだったペンシリーズに、「自動露出」が付いた機種であり、機械操作が苦手な人でも簡単にボタンを押すだけで撮れるカメラとして、バカ売れしたそうです。

 

ハーフカメラOLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3

 

この貼り革素材もペンシリーズおなじみのデザイン。手に持った時の手触りも親しみを感じます。

ハーフサイズカメラということで、36枚撮りフィルムでも、倍の72枚も撮れるということになるので、目盛りもちゃんと72まであります!このアナログな目盛りがたまらんです。

 

ハーフカメラOLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3

 

巻き上げは「写ルンです」のような感じで懐かしく、親指ですぐにコロコロ巻き上げられるので、次のカットへもスムーズでした。

 

ハーフカメラOLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3

 

ISO感度の目盛りがここにあるとは斬新!「100」と「80」がくっついちゃってつめつめな感じがちょっとした不器用さを感じて愛らしい・・・数字のフォントもかわいいなぁ。

 

ハーフカメラOLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3

 

さて、裏蓋を開けていきます。どこから開けるのかな〜と、なかなか見つからなかった扉の鍵。

よく見ると、下の方に小さなとっかかりがありました!

 

ハーフカメラOLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3

 

ぱかーん!あ、確かに画面サイズが半分だ。

 

ハーフカメラOLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3

 

蓋のモルトの部分がかなり劣化していて、どうかな〜と思いましたが、写りは問題なかったです。

 

ハーフカメラOLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3

 

今回ご紹介するのは、OLYMPUS(オリンパス) PEN EE−3ですが、他にも沢山のモデルを出してきたOLYMPUS(オリンパス) PENシリーズ。他にもいろいろ機種があるので要チェックです!

 

使ったフィルムは上の写真の通り富士フイルム業務用100です(いま手に入るものだとフジカラー100が近い製品です)。

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例紹介

 

それではOLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例紹介をしていきますっ!

今回は静岡県下田市のコテージとビーチで家族写真の撮影があり、その足で海や下田の街並みをちょっくら散策してまいりました。

下田の海をフィルムカメラで撮影

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

なんか砂絵っぽいざらざら感が第一印象でありました。

フィルムカメラで撮影した写真の特徴である粒状性ですが、OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3で撮った写真は、めちゃくちゃ粗いというより、一粒一粒が硬め?な感じでした。

 

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

と、いうのもこちら撮影した場所は、コバルトブルーの海と日本で有数の白い浜が特徴の海辺。

この日は確かに曇っていたのですが、あまりにも白浜が白くなく写っていて笑、コバルトブルーというより群青色で、ちょっとびっくりしました。

暗雲が覆う下、のんきな鳥さんとのギャップ。

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

でも、海ってただ綺麗なだけでなく、荒っぽい波とか、飲み込まれそうな危険性ももちろんあって、こういう雰囲気で撮るのも作風としては面白いのかなぁなんて。

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3で撮影してみて、なんだか予期せぬ作風になりました!こうした発見、偶然の産物は大歓迎です。

 

まさに砂絵。

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

ハーフサイズカメラだと、普通にカメラを横で持って撮るときが縦構図になるので、OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3は縦で撮る機会がなんとなく増える気がします。

下田の町へ

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

続いて下田の港街へ。

三角頭の小山は、下田富士かな?下田の街にちょこんと佇んでて、とっても可愛らしいんです。

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

下田市は、いわずもが幕末開国の港町。あのペリーさんが来航した町ですね。

市内には至る所に当時を歴史を伝える史跡などが残っていて、どこか懐かしさも感じさせる、とても温かみのある町で、静岡ラバーの私としてもお気に入りの町の一つです。

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

恐らくこれは金目鯛の漁船かな?下田は金目鯛日本一をうたっていますね!

下田のキンメの煮付け、最高ですよっ!

 

船の名前がちょいちょい英字なのは、やはり異文化を早々に受け入れてきた町ならではなのかなぁ?

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

港の近くには、レトロな雰囲気が人気の「ペリーロード」

石倉やなまこ壁の町並みが残る風情のある川沿いの小径です。

骨董品屋さんがあったり、ちょっぴり改装したお洒落なカフェや、柳の木、年季の入った小さな橋など、OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3を持って散策するにはぴったりなんじゃないかと、久しぶりに足を運んでみました。

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

おしゃれな白い壁のカフェの前に、おしゃれな猫ちゃん。

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

水平をなかなか保てない・・OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3が軽すぎるせいか、私の体幹が弱いせいか・・。

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

こちらはシックな壁にシックな猫ちゃん。下田の猫ちゃんたち、実に自分に合う背景選びが上手だこと!

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の写り、やはり真ん中の白飛びみたいなのがちょっと気になりますね。

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

彼岸花とねこちゃん。

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

手前のハイビスカスの赤色と、後ろの屋根の赤色を並べてみた。さすがにハーフサイズカメラ、ちょっと色がつぶれちゃってますが、レトロな雰囲気を写すには合いますね。

伊豆が生んだ写真師・下岡蓮杖

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

みなさん、下岡蓮杖(しもおか れんじょう)さんをご存知ですか?

私は全く知らなかったのですが、、商業写真の開祖として知られる下田市ご出身の写真師とのこと。

もともとは絵師だった彼は、一枚の銀板写真(ダゲレオタイプ)を見たときに「写実というならば、いくら絵筆をもって苦心してもこれにはかなわない」と衝撃をうけ、当時はまだまだ未知だった写真術の修得に半生を費やした人とのこと。

現在ではこの人をたたえる下岡蓮杖プロジェクトと題したコミュニテイ活動も行われているようで、カメラ好きの方はチェックしてみると面白いと思います。

偶然見つけた銅像から調べてみて、知らなかったことが知れて知的好奇心が満たされましたっ。カメラを持って旅をしていると、色々の出会いがあるものです。

下田の町の作例 続き

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

錆びた柵に生花。よき。

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

磯料理屋さんの裏路地。

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

レトロ看板。

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

路地から見える港の風景。

 

 

ちょっとしたフォトスポットになってますね。カメラ女子もちらほらいました。

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

作例は以上です。OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3持ってのぶらり下田の港街、おすすめです。

 

ぜひフィルムカメラを片手に歩いてみてはいかがでしょうか?

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の良いとこ・イマイチなとこ

 

最後に、個人的に感じたOLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3、及びハーフサイズカメラの良いとこ、イマイチなとこについて話したいと思います。

 

良いとこ

・フィルム代を気にせず沢山枚数を撮れる

・軽くてポケットにも入る

・メモする感覚で気軽にシャッターを切れる

・操作がとっても簡単

・縦構図を多用するようになり、思わぬ発想が浮かぶ

・スマホ写真的な感覚で楽しめる

 

イマイチなとこ

・フィルムの1枚1枚を大切にする感じが薄れる

・軽すぎておもちゃみたい(カメラの重厚感を求める人には物足りないかも

・写りには過度に期待しないが吉

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3を使用した感想

 

OLYMPUS(オリンパス) PEN EE-3の作例

 

見た目が可愛すぎて、そしてオリンパスペン持ってる形女子というカテゴリーをどうにかこうにか避けたかったのもあり、どうかなぁ〜と思ったのですが・・結果めちゃくちゃ良いカメラでした。

旅に持っていくには、やっぱり身軽さ・気軽さを重視したいので、この軽さで1日1本のフィルムがあれば十分に撮ることができ、荷物も抑えられる。
旅カメラがポッケに入るかどうかって結構重要なんですよね!

写りも、良い意味で過度な期待をかけていなかったこともあり、想像以上にしっかり細かい部分まで描写されています。
本格的な作品撮りするぞー!というより、なんとな〜く目に入る景色をメモしていくように記録する、という感覚で撮るのに最適なフィルムカメラだと感じました。

中古で1万円前後くらいの価格で買えるものも沢山ありますし、フィルム代を節約しつつ、フィルムカメラの味わいを日常的に楽しみたい人は、ぜひ1台持っておくに越したことはないんじゃないかなと思います!

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OLYMPUS PEN EE-3 簡単な解説

ここからは、中古フィルムカメラとオールドレンズのサンライズカメラ スタッフが、今回作例を撮影したOLYMPUS PEN EE-3について簡単に解説します。

OLYMPUS PEN EE-3

OLYMPUS PEN EE-3

形式ハーフサイズカメラ
シャッター1/30秒、1/250秒
プログラムシャッター
レンズD.Zuiko 28mm F3.5(3群4枚)
ピント合わせ固定焦点
露出計外光式 セレン受光素子
露出プログラム露出のみ
ファインダーブライトフレーム付きビューファインダー
裏蓋ちょうつがい開閉式
電池不要
発売年1973年
新品時価格12,800円[1]「オリンパスペンEE-3:PENシリーズ:カメラ製品:オリンパス」
中古価格1~2万円程度

OLYMPUS PEN EE-3は、フィルムカメラのOLYMPUS PENの中でも「EEシリーズ」の一台。
固定焦点(ピントが3mくらいに固定されている)で、露出は自動の操作がとても簡単なカメラです。

PEN EEシリーズはどれも基本的な構造は似通っていますが、今回作例を撮影したPEN EE-3は、その前のPEN EE-2にフラッシュマチック機構が追加されたことが特徴になっています[2]「オリンパスペンEE-3:PENシリーズ:カメラ製品:オリンパス」
また、それまでのPEN EEシリーズは緑色がかったグレーの貼り革でしたが、PEN EE-3では黒色となり印象が大きく変わっています。

このPEN EE-3は1980年代まで製造されたロングセラーで、PENシリーズのなかでももっとも後まで製造された機種となりました。

OLYMPUSのPENといえば名カメラ開発者の米谷美久氏の逸話とともに語られますが、他の機種同様、PEN EEシリーズも米谷氏の思想が感じられるカメラです。
露出が手動の初代PENは廉価な価格がコンセプトのひとつでしたが、OLYMPUS PEN EEシリーズも非常に合理的な設計をしています。
初代PEN EEは露出が自動のEEカメラが普及に差し掛かる時期の製品のひとつですが、シンプルな構造ならではの低価格で「誰にでも使えるカメラ」が広まったことは、カメラという道具の革新といっても過言ではなかったのではないでしょうか。

OLYMPUS PEN EE-3

OLYMPUS PEN EE-3の中古と価格について

他のPEN EEシリーズもそうですが、中古ではとても頻繁にみかける機種です。
中古価格は状態にもよりますが廉価で、整備済みのものも多く販売されています。

OLYMPUS PEN EE-3

中古価格は、整備済みのもので信頼のおけるものは1万円台後半~といったところでしょうか。
ジャンクでは場合によっては1000円くらいの価格から売っていることがありますが、レンズが傷んでいるものも散見されるので、当然ながらマニア向きです。

今回、いくたさんが使用したPEN EE-3は背面モルトが劣化していたとのことですが、当店では以前に比べより徹底して整備を行うようにしております。
整備済みの製品も随時入荷しておりますのでぜひ当店の中古販売ページもご覧ください。

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OLYMPUS PEN EE-3 × 下田の旅 まとめ

今回は静岡県下田市での作例をお届けしました!
整備済みのものでも比較的お手頃価格で、押すだけの操作なので初心者にも使いやすいおすすめのフィルムカメラ。

OLYMPUS PEN EEシリーズ、ぜひ使ってみませんか?

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どんな写りなのか、作例をぜひご覧ください!

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著者紹介: いくた りか

家族写真をメインに活動するフォトグラファー。
2020年より自己表現の幅を広げるべく、自己表現の幅を広げるべくフィルムカメラの世界に足を踏み入れました。
比較的若い世代にも、クールで味わい深いフィルムカメラの良さを気軽に楽しんでもらえるよう、同じ目線で綴っていきます。

▼さくらふ写真HP
https://www.rikadono.com/rikadono/

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