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21世紀が生んだマニュアルカメラ ニコンFM3A

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ニコンFM3Aについてはこちらの新しい記事でより詳しく解説しています。

ニコンFM3A 中古でも人気の「最後のMF一眼レフ」の魅力とは?

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FM3A

21世紀の幕開けはデジタルカメラの波と共にやってきました。

そんな時代の変化の中で生まれたのがFM3Aでした。
前身であるNEW FM2のメカとデザインをほぼ引き継ぎましたが、見た目の部分で変化したのがペンタ部のロゴが斜体になったことです。
当時はデジタルカメラへの過渡期でしたが、非常に注目された機種でした。

また、製品名がFE3でなくFM3Aというのも興味深いところで、基本はやはりフルマニュアル機なのだな、と思っていました。
FM3Aの”A”の部分が新しく追加された機能で、絞り優先AEはもちろん、ストロボのTTL自動調光、AEロック、フィルムのDX方式などが追加されました。

シャッターも電子制御ですがマニュアル露出時はメカニカルシャッターです。
前身の機種を継承し、新しいメカニズムを組み込んでくる辺りはさすがニコンです。
周辺機器はモータードライブMD-12やデーターバックMF-16を使うこともできます。

マニュアルカメラの肝であるファインダーはNEW FM2より明るくなりましたが、AF一眼レフのようにただ明るいだけでなく、ピント合わせも大変しやすいです。
ファインダーに撮像が浮かび上がってくる様子は、まさに至福の時ではないでしょうか。

デジタルカメラが台頭してきたとはいえ、当時はフィルムカメラに勢いがあり、前年F3が20年間の生産を終了したばかりでありFM3Aも長く生産されるであろうと、当時は誰もが期待していました。
しかし、デジタル化の波は凄まじく FM3Aは約5年間の生産にとどまり、惜しむ声も虚しく、静かに消えて行きました。

21世紀が生んだマニュアルカメラ ニコンFM3A

近年ニコンからDfというデジタル一眼レフカメラが発売になりました。そのフォルムは無きFM3Aを彷彿させるもので、人気は凄まじいものでした。

ただ、もう一度FM3Aの巻き上げレバーをひねりフィルムをチャージ、シャッターを切る、その動作をこの手の記憶に残しておきたい、と思いました。
あなたの手でもう一度、フィルムをチャージしてみてはいかがでしょうか。

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著者紹介: サンライズカメラ

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