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【名機実践レビュー】Rolleiflex 2.8F プラナーとNikon D700でフィルム・デジタル撮り比べ

ローライ vs デジカメ撮り比べ | Rollei 2.8F Planner

二眼レフの王様。ローライフレックス2.8F Planner

この「名機実践レビュー」はRolleiflex 2.8F(ローライフレックス)での撮影を楽しんでいくシリーズ。
執筆と作例の撮影は田中勇輔がお届けします。

本日は私が最初に手にした伝説の名機「ローライフレックス2.8F」について書きたいと思います。
また、Nikonのデジタル一眼レフカメラ、D700を一緒に持ち出したので、フィルムとデジタルで撮り比べてみました。

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Rolleiflex 2.8Fについて

まずは、このシリーズで撮影に使うフィルムカメラについて紹介します。

Rolleiflex 2.8F

ローライフレックスは言わずと知れた二眼レフの王様です。

今回使用したのがこちら。

ローライ vs デジカメ撮り比べ | Rollei 2.8F Planner

二眼レフの王様。ローライフレックス2.8F Planner

ローライフレックスのなかでも定番のモデル、プラナーのついたRolleiflex 2.8Fですね。

詳しくはこちらの記事で歴史や使い方を解説しています。

Rolleiflex(ローライフレックス)二眼レフのスタンダードの種類・使い方を徹底解説!

ローライというメーカーについて

ローライ社について少々調べました。

1920年代、二眼レフカメラを初めて世に送り出したのはローライ(フランケ&ハイデッケ社)で、その後も多くの特許を取得していたため独占的に開発・販売をしていたそうです。

ところが第二次大戦のドイツの敗戦で特許が無効化されたことにより、その技術が他国に流出し、結果として日本など多くのメーカーが二眼を開発するに至りました。

(2022年 スタッフ加筆:ドイツの特許が無効化されたという説については異論も多いようです)

私のようにフィルムカメラに詳しくない人間が「とりあえず二眼といえばローライ」と思っていたのは、こういう経緯があったんですね^^

Rolleiflex 2.8FとデジタルカメラのNikon D700で撮影を楽しむ

さて、本題です。

今回は初めてローライフレックスを撮影してきたわけですが、露出の調整などに不安があったためデジカメでリハーサルをしてからローライで撮る、という一見おかしなやり方をしてきました。

というわけで、同じシチュエーションを「ローライフレックス」と「ニコンD700」で撮り比べてきましたので、ご覧ください!

撮り比べ作例

まずは夕暮れの海。ニコンD700。

ローライ vs デジカメ撮り比べ | Rollei 2.8F Planner

夕暮れの海。ニコンD700で撮影。

 

 

こちらがRollei Flex 2.8F Planner。

ローライ vs デジカメ撮り比べ | Rollei 2.8F Planner

夕暮れの海。ローライフレックス2.8F Plannerで撮影。

 

 

今回使用したローライフレックスには90mmレンズがついていますが、中版カメラ(フィルムサイズが異なる)のため、D700に90mmをつけても画角が異なります。

D700のほうには今回 「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G」 という標準レンズをつけています。

撮影タイミングとしてはほぼ同時(1分以内)に撮影していますが、構図はそれほど気にしていませんので、あしからず^^;

 

 

次は天気の良い午後に少し逆光の差し込む構図で。まずはD700。

ローライ vs デジカメ撮り比べ | Rollei 2.8F Planner

逆光の差し込む構図。D700で撮影。

次にRollei Flex 2.8F Planner。

ローライ vs デジカメ撮り比べ | Rollei 2.8F Planner

逆光の差し込む構図。ローライフレックス2.8F Plannerで撮影。

 

D700だと空が白飛びしていますが、Rollei Flexのほうは雲まで再現されています。

これはCCDとフィルムの違いでしょうか?フィルムのほうが再現性が高いことが見て取れますね。

 

またフィルムのほうは逆光によるフレアがでています。フレアとは、太陽から光の輪っかが降り注ぐ、例のアレです(笑

フレアに関してはレンズの性能の違いでしょう。 フレアの色も黄色っぽくて、オールドカメラの風合いがよく出ている写真だと思います。

 

この写真で気づいた事がもう一つ。

フィルムカメラで撮影すると、通行人が居なくなるんですね!(笑)

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次の記事はこちら

次回もRolleiflex 2.8Fの作例をお届けします。
場所は横浜の山手です。

【名機実践レビュー】Rolleiflex 2.8F 撮影散歩 その1 横浜の山手で二眼レフを楽しむ

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著者紹介: 田中勇輔

フリーランスのWebディレクター。主に中小企業のWebサイト構築や運営コンサルティング、書籍執筆やセミナーテキスト執筆などを手掛ける。カメラが趣味という縁もあり、サンライズカメラ国内向け旧サイトの制作と運営コンサルティングを担当させて頂き、ブログ記事「名機実践レビュー」も寄稿している。

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