フィルムカメラの楽しさ その②
カレーと紅茶アーユルヴェーダの国スリランカで見つけた
フィルムカメラの面白さ。
それは「手間がかかる」ということ。
(詳しくは前回の記事へ)
フィルムカメラの面白さ。それは
デジカメと違い、準備が大変、撮るのも大変、
写真もすぐにチェックできないし、フィルム代、現像代も高い。
カメラへの理解も当然必要。失敗する要素も盛りだくさん。
けど、そうやって苦労した先に、プリントした写真を持ち帰り、
そこに 改心の一枚を見つけたときの喜び、
これは決して便利なデジカメでは味合うことのできないはず。
そもそも「趣味」とは、大いなる無駄やと僕は思うんです。
でもだからこそ意味がある。
役に立つか立たないかとか、成長につながるかとか、
コストパフォーマンスはどうなんやとか、人から評価されるか、されないかとか、
どれも大事だけど、いつもこんなことばかり考えてたら、
なんかしんどい。
自分だけの趣味の時間ぐらいは、余計なことを考えず、
今この瞬間に没頭しよう!
結果ではなく、プロセスそのものを楽しもう!
無駄のない、隙のない、効率だけ重視の人生なんておもろないぞー!
ちょっと熱くなりすぎました。。。
まあ結果も大事ですよね。全部ピンボケしてたらさすがに凹みそう。
でも、海釣りをこよなく愛する僕の友人はよく言うんです。
失敗のない趣味なんて、趣味ではない、
いつでも鯛が入れ食い状態の釣り堀で釣りしても、面白くないと。
デジカメを否定している訳では決してありません。
仕事ではもちろん必須だし、いつでもどこでも美しく撮れるし。
写真撮影に長けた人とっては、機能をいいとこ取りして使えるだろうし。
ない時代に戻りたいなんてまったく思いません。
ただ、今の僕の実力だと、趣味としての撮影では、デジカメは隙がなさすぎるんです。
押すだけでそれなりの写真が撮れると、
やっぱりカメラに任せて、押すだけになっちゃうんですよね。
構図だけ決めて、あとはカメラに「取らされている」感じというか。
だからなかなか撮影そのものを楽しめず、自分で撮った感触も得られず、
1枚1枚に愛着も湧きにくいかなと。
以上、だいぶ長くなっちゃいましたが、僕がフィルムカメラで撮影してみて感じたことでした。
ということで、
やたらと忙しいこの時代、0と1の信号から少し離れて、
“手間のかかる”フィルムカメラを片手に、近所をぶらぶら歩いてみませんか?
というのが僕の提案です。
いつもと違うセンサーが働いて、きっと違う景色が見えるはず。
その先に、カメラ任せでない”結果”もたぶんついてくると思うんです。
そして、カメラのこと、撮ることを、どんどん好きになれるはず。
敷居の高さは1年半ブログをさぼっていた僕が誰より理解しています。
その敷居を少しでも低くしていくことが、僕の仕事なので、
これから色々知恵を絞っていきたいと考えています。
次回は今回の旅の相棒を紹介しますね。
次の記事はこちら
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